10月28日(日)、第5回基礎力養成講座を行いました。

 メインレクチャーは農学部生物資源科学科・中塚貴司先生の「花の色のいろいろ」。普段何気なく見ている花には様々な花色が存在します。花色は、花の形や香りとともに、花を特徴付ける重要な要素の一つですが、多彩な花色は、花びらに蓄積している色素の種類や量の違いによって生み出されます。これらの植物色素の特徴や、植物が色素を作り出す仕組み、遺伝子組換え技術による新たな花色の作出について話を伺いました。講義後、白い花から色を作り出すほうが簡単か、人間の需要に応じて遺伝子組換え等によって色を作り出すことは自然への悪影響を生み出さないかなど多くの質問が寄せられるとともに、質疑応答から土壌細菌やバクテリアを用いた遺伝子組み換えなどの新たな話を伺うことができました。

 午後のワークショップは、前回のメインレクチャー「デジタルスタイリングデザイン」の内容を受けて、「○○の曲線やデザインは人類の生活や未来をどう変えるか」(○○は昆虫、動物、植物など)をテーマに行いました。グループごとの発表では、すでに用いられているものや新たなアイデア、動植物の機能に由来するもの、また、人間の生活において効率性や安全性への利用など様々な考えが出されました。英語討論は2回目であり、英語で発表するグループが増えたこと、英語発表の後の日本語での説明も交えて他の受講生に分かりやすく伝える工夫も見られました。

中塚貴司先生の講義

花色資料を観察する受講生

質疑応答

ワークショップ・グループ討論

ワークショップ・グループ発表