11月23日(金・祝)、第6回基礎力養成講座を行いました。

 メインレクチャーは工学部機械工学科の Tripathi Saroj Raman 先生による「Terahertz Technology」。テラヘルツ波とは、数百ギガヘルツ(GHz)から数テラヘルツ(THz)までの周波数を持つ電磁波です。テラヘルツ波は、セキュリティスクリーニングや非破壊的テストなどに活用でき、プラスチック製品、書類、布切れなどを透過するので、麻薬や爆発物などもスペクトル画像処理により発見できます。また、テラヘルツ波は周波数帯域における固有の指紋のようなもの(Spectral fingerprint)を持っているため、高速データ通信の需要の増加に答えることや生物医学など多様な分野での活用が期待できます。

 今回はほとんどが英語による講義でしたが、受講生からは電磁波を分ける方法やエックス線との活用の違いなどの多くの質問が寄せられました。

 午後のワークショップは、前回のメインレクチャーの内容を受けて、「花で人の暮らしをもっと豊かにするためには、どのようなイノベーションが必要だろうか?」をテーマに行いました。花に虫を寄せ付けることで除虫などアプリケーションとしての利用、花の色や香りなどセラピーとしての利用、植物由来の安全な色素で生活に安心感を持たせること、花に感情を持たせることなど様々な意見が出ました。また、意見に対してイノベーションになっていないという反論もありました。常識から外れたところの考えがイノベーションにつながることも多いので、柔軟で自由な発想や議論は大切です。

 基礎力養成講座終了後に、理学部地球科学科の生田領野先生による「地学オリンピック特別支援講座」が行われました。昨年に引き続く講座ですが今回は「地学オリンピック予選 傾向と対策」というテーマで、過去問を用いた勉強の方法など実戦的な内容でした。4人の受講生が参加しました。成果を期待します。

Tripathi Saroj Raman 先生の講義1

Tripathi Saroj Raman 先生の講義1

Tripathi Saroj Raman 先生の講義2

Tripathi Saroj Raman 先生の講義2

ワークショップ・グループ討論1

ワークショップ・グループ討論1

ワークショップ・グループ討論2

ワークショップ・グループ討論2

ワークショップ・グループ発表

ワークショップ・グループ発表