Q&A よくあるご質問 (第二期FSS2023年度)

<全般><エントリー><通学手段・交通費補助><発展コース><その他>


<全般>

Q01-01.

「グローバルサイエンスキャンパス」ってなんですか?

A01-01.

「グローバルサイエンスキャンパス」(https://www.jst.go.jp/cpse/gsc/)は、科学技術振興機構(JST)の事業の一つで、大学が、将来グローバルに活躍しうる傑出した科学技術人材を育成することを目的として、地域で卓越した意欲・能力を有する高校生等を募集・選抜し、国際的な活動を含む高度で体系的な、理数教育プログラムの開発・実施等を行うことを支援します。教育プログラムは、個に応じた才能育成の施策や、受講生の多様性に応じた育成プランが組み込まれたものであることが求められます。


Q01-02.

「未来の科学者養成スクール(FSS)」はどこが運営しているのですか?

A01-02.

「未来の科学者養成スクール(FSS)」は、科学技術振興機構(JST)「グローバルサイエンスキャンパス」の委託事業として国立大学法人静岡大学(https://www.shizuoka.ac.jp/)が運営しています。


Q01-03.

FSSでは、具体的にどのようなことを行いますか?

A01-03.

詳細は、基礎力養成コースの日程を見てください。講義を受講後は、レポートを作成して提出します。ワークショップでは受講生数名ずつで話し合いながら課題を解決していきます。研究を実施したい人は、研究力養成コースに進む二次選抜に合格すると、大学の教員の指導のもと研究ができます。

ただし、研究内容は受講生が自分で考え、計画を立て、主体的に研究活動を行ってもらいます。


Q01-04.

FSSの教育プログラムの特徴はなんですか?

A01-04.

静岡大学のキャッチフレーズ「自由啓発・未来創成」を反映した教育プログラムです。学校や地域は異なるものの、科学・技術に興味関心のある高校生が集い、大学教員の講義を受け、自主的に学び合うことができる自由な雰囲気が特徴です。

高校生の発想を尊重した研究を行うことができ、良い成果が上がった場合は、さまざまなことにチャレンジできます。

また、未来創成のため、地域の課題解決を目指した討論・プレゼン、国際性、アントレプレナーシップなど、将来、科学者、技術者になるために必要な素養・資質を養うことができます。


Q01-05.

FSSを受講すると、具体的にどのようなメリットがありますか?

A01-05.

大学進学についてのご質問でしょうか? 

大学入試においては、高校時代の活動が評価されることがあります。FSSでは第一段階(基礎力養成コース)、第二段階(研究力養成コース)、第三段階(研究力発展コース)ごとに、各段階の修了後に受講証明書を発行するので、それを活用することができます。

また、FSSの研究成果を外部に発信し、高校生対象のコンテストでの受賞、学会発表、学術雑誌への論文掲載といった業績も活動履歴に加えることができます。


Q01-06.

FSSに入ると、大学進学にプラスになりますか?

A01-06.

高校時代の活動履歴として活用できますが、その評価は大学・学部・学科ごとに違うことがあります。

進学を希望している大学等の募集要項をご確認ください。


Q01-07.

受講するのに、費用はかかりますか?

A01-07.

受講料は無料です。ただし、来学の交通費(一部支給)と弁当代は自前です。


Q01-08.

「参加費は無料」とありますが本当ですか?

A01-08.

国の予算でおこなうので全額無料です。インターネットに接続できる通信機器を使える環境にあれば良いですが、それが難しい場合は、機器を貸し出すことができます。


Q01-09.

オンラインで受講するためには、どのような通信機器が必要ですか?

A01-09.

Zoomを使用するので、それが使える通信機器が必要です。スマホでも対応できると思いますが、通信量に気をつけてください。

またワークショップでは、Zoomとともに討論アプリ Miro を使います。両方を使うためには、パソコンもあると便利です。


Q01-10.

実験などで白衣やゴーグルの準備は必要ですか?

A01-10.

必要ありません。白衣もゴーグルもこちらで用意します。安全のため、これらを着用してもらうことが必要な場合もあります。実験によってはラテックス製の手袋などを着用してもらう場合がありますが、それもこちらで用意します。


Q01-11.

受講中にケガをしたらどうなりますか?

A01-11.

実験中・作業中の事故などには、こちらも十分注意し、安全第一としていますが、万一、ケガや体調不良が発生した場合は、最寄りの救急病院(直近は済生会病院)で診察してもらうように手配します。

また、そのような場合に備えて保険に加入してもらいます(費用はFSS持ちです)。


Q01-12.

病気や学校行事などで欠席した場合はどうなりますか?

A01-12.

やむを得ない事情で欠席した場合は、FSSホームページ(https://www.fss.shizuoka.ac.jp/)やメールなどで可能な限り授業資料を提供しますので、そちらで自習してください。

<その他>もご覧下さい。


Q01-13.

FSSに入校後、連絡はどのようにして行いますか?

A01-13.

主としてメールで連絡を行います。応募するときに、自分自身のメールアドレスを取得しておいてください。また、メールの使い方に慣れておいてください。


Q01-14.

「研究力養成コース」の開催日・開催場所が書かれていませんが、いつ・どこで行うのですか?

A01-14.

「研究力養成コース」(個別指導)の開催日・開催場所は、指導担当教員と受講生で相談して決めて下さい。状況によっては、「基礎力養成コース」のワークショップ後に静岡キャンパスで実施する場合や、それ以外の土日あるいは夏休み・冬休み・春休みの平日に浜松キャンパスで実施する場合、受講生の所属する高校に指導教員が出張して実施する場合も想定されます。


Q01-15.

化学オリンピックに参加したいのですが、何かアドバイスいただけますか?

A01-15.

化学オリンピックなど科学オリンピックの対象は高校生ですが、その内容は日本の大学レベルにまで及んでいます。化学オリンピックに参加したいという受講者がいれば、関連分野の教員による指導・助言などサポートを行います。

また、化学オリンピックに限らず、数学、物理、生物、地学、情報などについても対応可能です。


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<エントリー>

Q02-01.

「未来の科学者養成スクール(FSS)」に申し込みたいのですが、どうすればよいですか?

A02-01.

このホームページの「募集要項」と「エントリー&方法」を見てください。そこに、3つのエントリー形式が説明されており、募集要項と必要書類がダウンロードできるようになっています。

また、オンラインでエントリーできるサイトへのリンクがあります。募集要項をよく読んでから、エントリー手続きを進めてください。ご応募、お待ちしています。


Q02-02.

2023年度FSSへ応募するには、どうしたら良いですか?

A02-02.

応募書類(申込書,自己PR書,小論文)を提出してもらいます。「エントリー&方法」サイトの説明に従って応募書類(申込書,自己PR書,小論文)を作成し、「書式添付で応募」サイトから応募書類を提出してください。


Q02-03.

他機関のグローバルサイエンスとFSSを二重受講してもいいですか?

A02-03.

残念ですが、二重受講はできません。他機関と併願することに制約はありませんが、一つしか受講できません。自分に一番合うと思った企画に応募することをお薦めします。


Q02-04.

高3ですが応募できますか?

A02-04.

残念ですが、できません。大学受験など、卒業後の進路の準備に専念してください。


Q02-05.

申込書の欄が狭くて書ききれないのですが。

A02-05.

基本的には、枠内・文字数制限内に収めていただきたいのですが、どうしても書ききれない場合は枠を多少変えていただいても結構です。

ただし、文字数制限のある項目は、制限内で記入してください。


Q02-06.

私は動物が好きで、小さい頃から動物を飼ってきました。研究らしい研究はしていませんが、動物の研究者になるのが夢です。FSSに入って動物の行動の研究をしたいです。「B:自己推薦・自主研究推進型」で応募して良いでしょうか?

A02-06.

「B:自己推薦・自主研究推進型」では、すでにある程度の自主研究が進められていて、それを発展させたい人向けの応募枠です。動物の行動に関する研究をまだしていないのであれば、「A:自己推薦・一般型」で応募してください。


Q02-07.

自主研究の経験がありますが、「B:自己推薦・自主研究推進型」ではなく、「A:自己推薦・一般型」にエントリーすることはできますか?

A02-07.

自主研究の経験があっても「A:自己推薦・一般型」にエントリーすることはできます。


Q02-08.

現在、高校の科学部に所属していますが、科学部で実施しているテーマとは異なるテーマで「A:自己推薦・一般型」にエントリーできますか?

A02-08.

高校の科学部などに所属している場合(高校の部活や学科単位で科学に関する活動を行っている場合)でも「A:自己推薦・一般型」にエントリーできます。


Q02-09.

現在、高校の科学部に所属していますが、科学部で実施中の研究テーマとは異なる研究テーマで「B:自己推薦・自主研究推進型」にエントリーできますか?

A02-09.

高校の科学部などに所属している場合(高校の部活や学科単位で科学に関する活動を行っている場合)でも、そこで実施中の研究テーマと異なる研究テーマであれば「B:自己推薦・自主研究推進型」にエントリーできます。


Q02-10.

現在、高校の科学部に所属していますが、科学部で実施中の研究テーマと同じ研究テーマで「B:自己推薦・自主研究推進型」にエントリーできますか?

A02-10.

高校の科学部などに所属している場合(高校の部活や学科単位で科学に関する活動を行っている)場合で、かつ、そこで実施中の研究テーマを続けたい場合は、「C:学校推薦・連携活動型」にエントリーしてください。


Q02-11.

2019年度の募集では「C:学校推薦・連携活動型」に「1チーム3人まで」の制限があったと思いますが、2023年度募集ではその制限はないのですか?

もし人数制限があるなら、高校の科学部に所属しているメンバー4人が科学部で実施中の研究テーマで「C:学校推薦・連携活動型」にエントリーする場合、「2名と2名の2チーム」あるいは「3名と1名の2チーム」に必ず分かれてエントリーしなくてはいけませんか?

A02-11.

「C:学校推薦・連携活動型」の2023年度募集では、「1チーム3人まで」の制限を緩めたため、募集要項上での記載はありません。

ただし、「原則、1チーム3人まで」の考え方は継承されていますので、「1チーム3人」を越える場合は、エントリー前に「お問合せフォーム」などで静岡大学FSS事務室へ相談ください。


Q02-12.

科学クラブの顧問をしています。クラブの生徒たちを「C:学校推薦・連携活動型」でFSSに応募させようと考えています。生徒5人で研究しているテーマがありますが、5人全員を推薦しないといけませんか?

A02-12.

ご検討ありがとうございます。まず、生徒さんの意欲を確かめてください。FSSでは、手を動かす研究活動の他に、講義やワークショップといった座学での活動を行います。講義聴講後にレポートを提出し、ワークショップの準備も必要です。このような活動を継続して行う意欲が必要です。

また、研究に主体的に取り組む姿勢があることも重要です。そのため、生徒の自主性・積極性を見極めての推薦をお願いします。仮に5人のうち、1人だけがFSSの受講生になった場合、指導教員(大学教員)の許可があれば、他の生徒達も大学で研究活動に参加することは可能ですし、指導教諭(高校教員)も参加できます。

ただし、FSSで加入の傷害保険は正規のFSS受講生のみが対象ですので、それ以外の生徒や教員は高校側で保険を用意ください。

なお、5人全員の意欲が高く、一緒に受講することで相乗効果が見込めると判断された場合は、全員を推薦してもらっても構いません。


Q02-13.

「A:自己推薦・一般型」と「B:自己推薦・自主研究推進型」あるいは「A:自己推薦・一般型」と「C:学校推薦・連携活動型」あるいは「B:自己推薦・自主研究推進型」と「C:学校推薦・連携活動型」など、複数のエントリー形式で同時にエントリー(併願応募)できますか?

A02-13.

基本的には、ひとり1エントリー形式での応募を想定していますが、どうしても複数のエントリー形式で同時にエントリー(併願応募)したい場合は、エントリー前に「お問合せフォーム」などで静岡大学FSS事務局へ相談ください。

了解を得られたら、併願を希望する理由と第1希望・第2希望の区別などの情報を応募書類の別紙に記入して、応募ください。


Q02-14.

現在、高校2年生ですが、2年目(高校3年)に継続受講できるかどうかわからなくても、今回エントリーできますか?

A02-14.

2年目に継続受講できるかどうかわからなくても、エントリーできます。

なるべく2年目も受講可能な方に応募いただきたいのですが、2年目継続受講の確約を応募資格にしているわけではありません。


Q02-15.

エントリーサイトからオンライン入力・確認後に「送信ボタン」をクリックしましたが、エントリーできているのか心配です。確かめる方法はありますか?

A02-15.

オンラインエントリーでは、「送信ボタン」をクリックした直後に、入力情報の確認メールを静岡大学FSS事務局メールアドレスとエントリー入力されたご自身のメールアドレス宛に送信しています。

また、受付後に登録されたメールアドレス宛に静岡大学FSS事務局から確認メールを送信します(メール環境確認と受付番号連絡のため)。

確認メールが受信できていない場合は、入力されたメールアドレスが間違っていた場合や、携帯端末がメール受信拒否に設定されている場合、Webシステム上のトラブルでエントリーが完了していない場合が考えられますので、お問合せフォームあるいは電話(054-238-4848)・Fax(054-238-4828)などで事務局へ連絡いただくようお願いします。


Q02-16.

心理学、言語学あるいは経済学のような、人文系・社会科学系のテーマをやってみたいのですが、応募できますか?

A02-16.

はい、応募できます。

科学研究には、様々な研究対象や手法があります。未来の科学者養成スクールが提供する環境において実施可能なテーマかどうか検討させていただきます。


Q02-17.

応募資格のひとつに「月に1回以上、静岡大学静岡キャンパスに通えること。」とありました。部活などの関係で1回も通えない月ができそうなのです(応募時に未確定の月間予定あり)が、応募できますか?

A02-17.

はい、応募できます。

ただし、予定が確定し、もし参加できない日が発生したら、その時点でFSS事務局に「参加できない日、時間帯とその理由」をお知らせください。


Q02-18.

「B:自己推薦・自主研究推進型」で応募したいと思っていますが、何かしらの科学賞を受賞していなければ「B:自己推薦・自主研究推進型」では応募できないのでしょうか?

A02-18.

「B:自己推薦・自主研究推進型」は、既に自分のテーマをもって研究をしている方を対象としていますが、科学賞の受賞実績がなくても応募できます。

科学賞実績がない場合は、「小論文(別紙様式2)」の「これまでの研究業績(科学賞受賞等,400字以内)」に、これまで取り組んできた研究で科学賞やコンテストに応募した経験、報告書やレポートを書いた経験、課題発表や研究発表をした経験などを記して提出ください。


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<通学手段・交通費補助>

Q03-01.

マイカーでの通学は可能ですか?

A03-01.

基本的には、公共交通機関での来校をお願いしております。



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<その他>

Q05-01.

静岡大学FSS事務局へメールで連絡してもよいですか?

A05-01.

静岡大学FSS事務局への連絡は、なるべくお問合せフォームを利用ください。

静岡大学FSS事務局へメールで連絡する場合は、メール件名に「FSS」、メール本文中に氏名と連絡先(メールアドレス・電話番号など)を明記して、送信してください。

携帯端末からメール送信する場合は、その端末のメールアドレスがメール受信拒否に設定されていないことを確認いただくようお願いします。



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